約1400年前からお寺や神社などの建築装飾としていたるところに使用されており、災いを除き、福を招くという意味が込められているそうです。
客殿の天井は、日本を代表する書家 祥洲・福田匠吾をはじめ、多くの日本画家協力のもと、花と日本の風景をテーマに描かれた
160枚の画で埋め尽くされていました。
窓がハートの形になった云われとしては、本来天井画を拝観する時に、見やすいように寝転がって拝観する時に
御本尊様に足を向けてしまっても、猪目の形ならまだ許されるであろう。とのことでハートの形になったそうです。
最近は、参拝の方が多すぎて寝転がって拝観するのは禁止されていました。
この猪目の形、よくよく本堂などを観察してみると、いろいろな所に使われているとかで
こちらの装飾は釘隠しといい、釘の頭を隠す為に用いられていて、この穴のハートの形を猪目だという
という案内もありました。
また、とても分かりにくいのですが、本堂の入り口の〆縄の上の柱の飾りにもハートの形が使われておりました。
隠れミッキーを探せ!みたいで、見つけた時は嬉しかったです。